犬や猫にとって、人との生活は
外国に単身放り込まれるのと同じ

犬や猫にとって、家の中をどこでも自由に動き回れる方が、動物にとってストレスが少ないかというと、実はそうではないのです。

自由すぎてもストレスを与えることになります。

犬や猫にとっては、人との生活は外国に一人放り込まれたようなもの。
言葉はもちろん、常識や習慣が違って戸惑うことばかり・・・

LEONIMALouchi02

室内の決まり事は、教えてもらうまで分かりません。
飼い主だけがかれらに人の生活のルールや仕組みを通訳でき、不安をとり去れる存在ですよね。

可愛いペットは飼い主にとって我が子同然。
飼い主が丁寧に教えていくことで、犬や猫は一つ一つ、
「それが何なのか」「これはやってはいけないことなのか」などアクションをして確認し、理解しようとします。

ただ、アクションに対してダメ出しが多いと、教える方も覚える方も、辛くなってしまいますよね。

成功を増やす、つまり、「褒められて」正しい行動を引き出すのが、信頼感や絆を壊さず、なおかつ、効率よい学習する方法なんです。

教える側が「やっては困ること」を、覚える側が「やらなくてすむ」ように、
まずは環境を整備することにより、お互いに楽になりましょう。

環境を整備するとは、少しずつ学習できるよう、活動空間をある一定の規模から始めることです。
次回は「居場所の制限と確保」=空間整備の方法について具体的にお伝えしていきます。

LINEで送る
Pocket

The following two tabs change content below.
金巻とも子

金巻とも子

一級建築士且つ、家庭動物住環境研究家という肩書を持ち、ペットではなく「家族」であるための住まいデザインを提唱。関連著書も多数出版。住宅コンサルティングから商品企画までこなすプロフェッショナル。 かねまき・こくぼ空間工房代表。